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Channel: スポーツナビ+ タグ:琴欧洲
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6大関が2大関に。下手したら名古屋では大関がいなくなる。現4大関はそれぞれの道へ。

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平成24年(2012年)夏場所から鶴竜が大関に昇進し、史上最多の6大関時代を迎えた。6大関時代は3場所続き、九州場所から日馬富士が横綱に昇進し5大関となった。翌年初場所で、把瑠都が関脇に陥落し4大関に。さらに九州場所では何とか大関に留まっていた琴欧洲が関脇に陥落。翌2014年には鶴竜が横綱に昇進し、夏場所からは稀勢の里と琴奨菊の2大関となったのである。来場所、この2大関が大関でなくなる(予定)。今場所初優勝した稀勢の里は横綱昇進が決定的となり、ちょうど一年前の初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした琴奨菊は関脇の地位で相撲を取ることに。結果として6大関の中で日馬富士、鶴竜、稀勢の里が横綱昇進。把瑠都、琴欧洲、琴奨菊の3人は大関から陥落。なんとも対照的な結果となってしまった。大関のままで引退というのは魁皇が最後ということに。その後、照ノ富士と豪栄道が大関に昇進し、来場所からはその2人による2大関時代となるが、両者ともケガを抱え決して安泰というわけでもない。特に来場所カド番の照ノ富士は、師匠の旭富士の伊勢ヶ濱親方は「少しづつ良くはなっているんですけどね」何て言ってるが、そうは思えず、来場所だってどうなるかは分からない。豪栄道は大関キープのまま御当地場所を迎え気合いは入るんだろうけど、ケガを抱え安心は出来ない。下手したら大関空位もあり得る事態だ。豪栄道が踏みとどまる可能性は高いが。大関空位というのは長い大相撲の歴史で全くなかったわけではないが、横綱が4人もいるのに大関がいないなんていういびつな状態で大相撲は続いていく。4横綱といっても(既に稀勢の里が上がる前提になっているが)皆30代で若くはない。日馬富士、鶴竜はケガもあり成績は安定せず、白鵬も今場所の内容を見ると休場した影響がまだ残るのか本来の強さではなく、稀勢の里の快挙の影に隠れてはいるが、今後の大相撲界はどうなるのか見通せない。次期大関候補と言われる玉鷲、高安にしても、今場所11勝した高安は先場所負け越したので大関取りはリスタートだし、玉鷲も今場所が9勝どまりだったためそうすぐには上がれないだろう。御嶽海、正代辺りがどこまでやれるかだが、正代も今場所負け越したのが痛かった。それでも来場所は小結には留まれそうだけど。それにしても稀勢の里は横綱、豪栄道は大関、照ノ富士はカド番大関、琴奨菊は関脇と、現4大関は来場所、全く違う立場で迎えることになった。4横綱2大関3関脇(たぶん)で迎える春場所はどうなるのだろうか。ただ稀勢の里がなかなか優勝できないっていうのをネタに出来なくなったのがちょっと残念ではある。琴奨菊は大関返り咲きの可能性はある。ただ来場所10勝はなかなか厳しいでしょうね。稀勢の里横綱昇進の件は決まったらやんや言うつもりはないけど、何か言うかもしれない。では。

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